Vol.113
グリーン住宅ポイント制度について、ポイント対象になる住宅や性能が公表されました。対象となるのは、一定の省エネ性能をもつ住宅の新築(持家、賃貸)、既存住宅の購入(持家)、住宅のリフォーム。令和2年12月15日〜令和3年10月31日までに契約を締結した住宅やリフォームが対象となります。
発行ポイントは性能や設備によって異なり、新築の場合は40万ポイント、または30万ポイントがもらえます。東京圏からの移住や三世代同居仕様といった特例の条件に該当する場合は、こちらの基本ポイントにそれぞれポイント数が加算される仕組みになっています。そのほか、既存住宅の購入やリフォームについては以下の通りです。




※1)東京圏から移住:一定期間、東京23区内に在住又は東京圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)(条件不利地域を除く)に在住し東京23区内へ通勤している者が行う東京圏(条件不利地域を除く)以外への移住 ※2)多子世帯:18歳未満の子3人以上を有する世帯 ※3)三世代同居仕様である住宅:調理室、浴室、便所又は玄関のうちいずれか2つ以上が複数箇所ある住宅 ※4)災害リスクが高い区域:土砂法に基づく土砂災害特別警戒区域又は建築基準法に基づく災害危険区域(建築物の建築の禁止が定められた区域内に限る)
住宅のリフォームにも特例があり、こちらは若者・子育て世帯がリフォームを行う場合や、若者・子育て世帯以外の世帯で安心R住宅を購入しリフォームを行う場合に上限が引き上げられるというものです。対象設備や特例など、制度の気になるポイントについては今後えこぽの記事でもご紹介していきます。
グリーン住宅ポイント制度の概要については、国土交通省ホームページをご確認ください。