Vol.99
料理を引き立て、食卓に彩りを添えてくれる食器。こだわりの器は使うのも楽しく、シーンに合わせて選ぶことで食事をより華やかに演出してくれます。今回は贈り物にも人気の食器特集。洋食器を中心とした国内外の食器ブランドや、日本の伝統技法を活かした和食器など、長く使いたいこだわりのアイテムをご紹介します!
上質な国内ブランド


洋食器といえば海外というイメージが強いなか、日本国内にも上質な洋食器を中心に扱うブランドがいくつもあります。代表的なブランドのひとつ、ノリタケは細部までこだわり抜いた美しさが特徴。100年以上もの歴史があり、日本だけでなく海外でもその名を知られる一流ブランドです。そのほかにも、宮内庁御用達の有田焼メーカー香蘭社や、温かみある乳白色が特徴的なボーンチャイナを中心に扱うNARUMIなど、上質でこだわりある食器ブランドは贈り物にもおすすめ。
人気の北欧食器


フィンランドを代表するイッタラとアラビアや、スウェーデン王室御用達窯として創業したロールストランドなど、いまや世界中で愛されている北欧食器。北欧デザインというと大柄で色鮮やかなものが多いイメージですが、実際はシンプルを追求したものからポップなものまで、デザインの幅が広いのも特徴的。機能性とデザイン性、実用性を兼ね備えているものが多く、丈夫で使いやすい北欧食器は、日常に取り入れて暮らしを楽しみたいアイテムです。
憧れの海外ブランド


高級ホテルやレストランで使われることもある海外のブランド食器は、ギフトに選ばれる定番人気のアイテム。各国の名窯で作られるこだわりの食器が、日々の暮らしはもちろん、特別な日の食卓を華やかに演出してくれます。ウェッジウッドの「ワイルドストロベリー」シリーズや、リチャードジノリの「イタリアンフルーツ」シリーズなど、それぞれのブランドを代表する伝統的な絵柄のアイテムもおすすめです。
こだわりの和食器


味わいがあり、表情の違いを楽しめる和食器。和食はお椀を手に持って食べることから、さらっとした質感で手触りのいいものが多いのも特徴です。素朴で柔らかな風合いの萩焼や、色鮮やかな絵付けが特徴の九谷焼など、日本各地には個性ある陶磁器の産地がたくさん。伝統的な技法を使い、現代らしいデザインで仕上げたモダンな和食器は、和食以外にも幅広く使える魅力があります。