秋の実りを味わう！お米特集

お米の甘い香りや味わいをしっかりと感じられる銘柄は、白いご飯を楽しみたい方におすすめです。代表的な銘柄のひとつ「こしひかり」や北海道のお米として知られる「ゆめぴりか」は、粘りが強くやわらかめのお米。「つや姫」は炊きあがりにツヤがあり、適度な粘りでバランスのいいお米です。新潟県から生まれた新品種の「新之助」は、豊潤な甘みとコクが特徴。しっかりとした味わいなので味の濃いおかずにもおすすめです。

甘みや香りが強すぎずあっさりした味わいの銘柄は、いろいろな料理に合わせやすいお米です。クセがなくて飽きにくいので、毎日食べる定番のお米として選ぶ方も多く、味の濃いお米が苦手な方にもおすすめ。「あきたこまち」や「はえぬき」など、程良い堅さや粒感のあるお米は、丼やカレー、お寿司にするのにもぴったり。やわらかめの食感が好きな方は、「ひとめぼれ」がおすすめです。

玄米は、お米のもみ殻だけを取り除いたものです。精米していないので、白米よりもビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素を豊富に含んでいることが魅力。水を含みにくいため浸水時間を長く取るなど炊くのにコツが要りますが、玄米メニューが搭載されている炊飯器を使うと手軽においしく炊くことができます。炊飯器以外にも、土鍋や圧力鍋など、炊き方によって食感が変わるので、食べ比べてみるのもおすすめです。

ふっくらと香りよく炊きあがると言われている土鍋ご飯。炊飯器よりも早く炊けるので、慣れてしまえば時短でおいしいご飯が食べられるのが魅力です。普通の土鍋を使っても炊けますが、より炊きやすいものを使うなら炊飯用に特化した土鍋がおすすめ。吹きこぼれが少ないものや、火加減調節が不要なもの、圧力効果でよりふっくらと炊けるものなど、製品によってさまざまなこだわりがあります。

IH式やマイコン式、ガス式など、加熱の仕方にいくつか種類がある炊飯器。現在の主流は電磁力で加熱するIH式で、低価格のものでもムラの少ないご飯を炊くことができます。IH式の中でも圧力IHは高温でお米の芯まで火を通し、ふっくらとした仕上がりのご飯に。高位機種は多彩なメニューを搭載していて、どんな種類のお米でも安定した美味しさで炊くことができます。鋳物ホーロー鍋に火加減の自動調節機能を備えたバーミキュラライスポットも人気です。