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ポイント加算を確認しよう!<br>vol.2三世代同居仕様 ポイント加算を確認しよう!<br>vol.2三世代同居仕様

2021.4.16

ポイント加算を確認しよう!
vol.2三世代同居仕様

新築住宅の建築・購入でポイント発行する際、以下4つの要件のうちいずれかに該当する場合にはポイントを加算することができます。

①東京圏の対象地域からの移住のための住宅
②三世代同居仕様である住宅
③多子世帯が取得する住宅
④災害リスクが高い区域からの移住のための住宅

今回はその中の ②三世代同居仕様である住宅 を取り上げて、加算ポイント数や確認しておきたい点をご紹介します。

三世代同居仕様とは?

三世代同居仕様の住宅というのは、調理室、浴室、便所または玄関のうちいずれか2つ以上の設備が複数箇所あることに加え、住戸内で行き来ができる住宅のことを指します。
住戸内で行き来ができない住宅(完全分離型の二世帯住宅など)は別住戸となるため、三世代同居仕様としてのポイント加算要件には該当しません。

それぞれの設備の要件

三世代同居仕様である住宅について、それぞれの設備に指定されている要件は以下の通りです。

調理室
(キッチン)
以下のa~cのすべてが設置されているもの。
a) 給排水設備と接続されたキッチン用水栓及びキッチン用シンク
※洗面器・手洗い器は、キッチン用シンクとはみなしません。
b) コンロ又はIHクッキングヒーター
※ガス栓かIHクッキングヒーター専用の電気コンセントが設けられた設置スペースのみは不可。
c) 調理室用の換気設備
浴室給排水設備及び給湯器に接続されている浴槽又はシャワーがあり、防水の措置がされているもの。
※浴室が2つある場合でも、脱衣所が同一の場合は1箇所とします。
便所
(トイレ)
大便器を有するもの。
※小便器は併設されていても構いませんが、小便器のみでは要件を満たしません。
玄関玄関扉と室内土間(土足の着脱スペース及び収納を有するものに限る。)があるもの。
※勝手口(調理室、車庫等に直接出入りするためのもの)や外側から施錠できない出入口(窓等)は対象外。

加算ポイント数

加算されるポイント数は、高い省エネ性能等を満たす住宅の場合に60万ポイント、一定の省エネ性能を満たす住宅の場合に30万ポイントが加算されます。

建築または購入する新築住宅加算ポイント数
高い省エネ性能等を満たす場合60万ポイントを加算
(合計100万ポイントを発行)
一定の省エネ性能を満たす場合30万ポイントを加算
(合計60万ポイントを発行)

三世代同居仕様からの移住のQ&A

Q. 「三世代同居仕様」というのは、実際に三世代が同居する必要があるのでしょうか?
仕様の要件を満たしていれば、実際の同居は不問です。ただし、新築住宅全般の要件として、ポイント発行申請時(完了前申請は完了報告時)に、申請者本人が対象住宅に居住している必要があります。
Q. 計画変更等で、完了報告までに「三世代同居仕様」とした場合、加算の対象になりますか(追加で、加算ポイントがもらえますか)?
ポイント発行申請時に三世代同居仕様として申請していない場合は、ポイント発行申請後に加算の要件を満たした場合でも、追加でポイントをもらうことはできません。
Q. 住宅と内部で行き来できる店舗併用住宅で、店舗でも利用するトイレ等を住宅と共用する場合、箇所数に算入できますか?
住宅以外の用途で利用する仕様については、三世代同居仕様として算入することはできません。

まとめ

確認書類として、工事計画書等の別紙・三世代同居仕様住宅申告書とあわせて、住宅の平面図の提出が必要です。平面図には設備の箇所と行き来できる仕様であることが確認できるよう丸印などをつけましょう。要件や提出書類の詳細についてはグリーン住宅事務局のホームページをご確認ください。

グリーン住宅ポイント事務局ホームページ

https://greenpt.mlit.go.jp/

※当記事は2021年4月16日時点での情報です。

カテゴリ: グリーン住宅ポイント制度 制度概要

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