Vol.147
冷蔵庫や電子レンジなど、生活に欠かせないキッチン家電。暮らしに寄り添うものだからこそ、お気に入りのものを選びたいですよね。今回の特集では、新生活に合わせて家電をチェックしたい方や、長く使った家電を買い換えたい方向けに、スタンダードなキッチン家電をピックアップしました。それぞれの種類や選び方と合わせてご紹介します!
冷蔵庫


冷蔵庫を選ぶ際、まず確認しておきたいのは容量です。買い置きの多さにもよりますが、基本的には2人暮らしで200L〜300L、3〜4人家族で400L前後、5人以上なら500L以上を目安に考えるといいでしょう。基本性能以外の便利機能は製品によってさまざま。うるおいのある冷気で湿度をキープするものや、野菜を新鮮なまま保存できるもの、大容量で取り出しやすい冷凍室など、メーカーによってこだわりのある部分が異なるので、ご家庭で活用しやすいものを選ぶのがおすすめです。
オーブンレンジ


食品を温める機能に加えて、グリルやオーブンなどの調理機能を備えているオーブンレンジ。基本的な機能があれば充分という方はスタンダードなタイプ、温めや解凍の際に食品の乾燥を防ぎたい方はスチームオーブンレンジがおすすめです。さらに、オーブンやグリルなどの焼き料理についてもジューシーに仕上げたい方は、高温の水蒸気で調理する過熱水蒸気式がおすすめ。塩分や脂分を落としてくれる効果もあるので、ヘルシー志向の方にも向いています。
トースター


トースターは、主にオーブンタイプとポップアップタイプに分けられます。主流のオーブンタイプは庫内に食品を並べて上下のヒーターで加熱するもので、食パンだけでなくグラタンや餅を焼いたり、揚げ物を温め直したりと、活用しやすいところが魅力。上下で違う料理を作れる二段タイプや、スチームを活かしたタイプなど、個性的なモデルもあります。食パンを縦にセットするポップアップタイプは、スリムでデザイン性に優れているほか、トーストを短時間で焼き上げられるのが魅力です。
炊飯器


家庭用の炊飯器は、大きく分けるとマイコン式、IH式、圧力IH式の3種類があります。マイコン式は底部分のヒーターで加熱するタイプで、固めのご飯が好きな方に向いています。内釜が軽くて扱いやすく、リーズナブルな炊飯器です。IH式は電磁力を使って釜全体を加熱するタイプで、マイコン式に比べるとふっくらしたご飯を炊くことができ、保温機能にも優れています。圧力IH式は、IH式に圧力炊飯を組み合わせたもので、高性能な上位機種に多いタイプ。IH式よりももっちりとしたご飯に仕上がります。